日記 2019年10月17日 木曜日

2019年10月17日 木曜日

 

朝、いつものように起床して猫をベランダに放り出すと、いきなり猫が暴れだしたので虫と格闘したと思われる。
なので早めに家の中に戻して、歯磨きをしながら猫を抱きしめると強烈に臭かった。
カメムシ
すなわち、死…

 

それはそうと、今日は学校を休んだ。
今神戸で行われているアートプロジェクト「TRANS」を観に行った。
ほんとは坂本先生に会いたかったけれど、行ったところで私に何ができるのだろう、何か話せるのだろうかと思うと強迫観念に苛まれて辛かった。
先生と「対話」したい。そのためには知識がいる

 

TRANSは日時によってやっていないところがあって全て回りきるのが難しい。
だけど平日に行ったから誰とも会わず、独り占めすることができた。
距離はあるけどインスタレーション作品そのものにかける時間はとても短い方だと思う。
内容がアッサリしていて、それに見る側の想像力が試されているようだった。
心に訴えてくるものはない、ただそこにある「空間」とニヒリズム、生と死を漠然と映し出してくれる。
なんというか、ひどく無機質だった。
その分、移動している時は俗世間とのギャップに驚き、日常との隔たりを楽しむことができる。
神戸の街並みや風情を味わうのにもってこいだ。
しかし土地柄が濃いところばかり選ぶのだなあ
始めてフライヤーを見た時の高揚感は、普段キラキラしている神戸にフォーカスを当てている「あの」うんざり感に、影を落とし込んでくれたからだ。
あ、全然関係ないんだけどTRANSのスタッフ、マジで無言で背後から見つめてくるの怖いからやめてほしい(泣)

 

新開地で適当に入った喫茶店プリンアラモードのセットとトーストを頼んだ。
トーストはサクサクじゃなくてしなしなだったのが誠に遺憾だったので、兵庫県民会館のピッコロで「いつもの」を頼んで仕切りなおした。
わたしの「食べ直し」のクセ、ホントにどうにかならんかな。

 

帰り道、スケジュール帳を買おうと思って街を徘徊した。
突然ものすごく孤独を感じて背中が冷たくなった。
まだ2週間も経っていない。受け止め切れていない。
すごく、つらくて、かき消すように聴いていた音楽の音量を上げたけれど耳が限界だった。
誰かと焼き肉が食べたい
焼肉でも鍋でも、人と談笑しながら食べたい。けど、誰に連絡すればいいのかわからなかった。
単に私は今疲れていて、どうせ誰と会っても笑えたりなどできないのだ。
孤独だと言い張る私自身が孤独を愛していたりして。
いや それは違う 違うぞ 甘えるな

 

結局3件店を回って、まあまあイケてる店でスケジュール帳を買った。
いつも買っている(っていうて2年目だけど)メーカーの、同じポケットサイズの、ちょっと違うグレードのやつ。
こんな派手な色(結構原色めの赤とオレンジの中間みたいなやつ)だけど、でも流行りの色だし。
何より私の好みが今の流行りにドンピシャなので、乗れるだけ乗ろうと思う。

 

家に帰って、母とスーパーに行った。
ありがたいな。

 

ああ、ガッコに行けばよかった。坂本先生に会いたかった。何も話せないで、意味はなくても肯定してくれるのかな。いや迷惑だな。
授業もちゃんと受ければよかったな。

 

あ、
今日インゴルドのラインズを買いに書店へ行ったんだけど、社会学の分野にフェミニズムの本棚があって、ひとしきり背表紙を眺めた後「みんな相当怒っているんだな」という感想が出てきた。もちろん怒ることに意味はあって、私も怒っている。

 

ただ、笑うやつがいるんだよな。
しかも全く話の通じない奴とか。
最近ツイッターで、生活で、会話の中で、「男と女」の話題が増えた。もちろんそういう環境に身を置いているのが原因でもあるが。
やっぱり、言葉のまま伝わるのは難しいのだ
なおかつ、通じない奴もいる。
わたしは「振る舞い」をすごく大切にしていて、会話以外で大きく印象操作ができるからなんだけど、決して気を緩めてはならないなと思った。
舐められてはいけない。
人に悪口を言われている間、家で鍋をつついているような生活をしたい。

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これは元旦に撮った写真 冬が待ち遠しいし、過去が愛おしい。

ふう
明日から大学のレポートを仕上げていくぜ…
頑張ってね。