日記 2020年5月25日 月曜日

眠たい。でも思考が流れていくのを感じる。止まらないでほしい。すくい上げて私のものにしたい。

 

そういえば、ここ数日正義についてよく考える。

 

日記 2020年5月25日 月曜日

 

[自身の性愛観について]

私はおじさんが好きで、ロマンチストだから、セックスするためだけにリッツカールトン、いい歳して観覧車、ブーケのプレゼント、夜明け前のドライブ、一緒に曲を口ずさむなど、何回でもやりたい。やりたいけど、追体験ってオリジナルを超える事はないからなー。

(追記:ある時は光を纏い、またある時は底なしの闇)

「それ」さえただの人間だと気付いた時、呆気に取られて目がカラカラになったのを覚えている。金と地位を持て余していても、20歳の私と出会ってしまう時点でただの「男」なのだ。上記の「おじさまとしたい♡ロマンチック体験」も、結局カス野郎の掃き溜めでしか出会えないのだから「興覚め」という名の死と隣り合わせになる。そこまで大きなリスクは背負えない。
結局、何かを犠牲にしなければ私の欲求は満たされないことになる。

 

この欲求を昇華させたいと思って一回生の頃はフェミニズムを武器に正義を振りかざしていたんだけど、それは横暴だなと思った。横暴というのは、フェミニズムではなく私の動機を指す。性差別を取り巻く怒りを安売りしてはならない。
ところで正義とは何なんだろう?
敵の正体もつかめないままずっと何かと戦っていて、空虚さを感じることがある。そんな中MUSEを聴いていると、わたしの決断が正しいと後押されている(気持ちを鼓舞される)と感じる_。正義の指針を確かめている間に、私の中で何が起こっているんだろう。
時々感じるその不安(空虚さ)というのは、変容する情勢の中で見つめ続けなければならない場所や、視点であるわたし自身をもっと知ることに注意しなければならない…と思うことが原因として考えられる。義務感から逃れたいのかもしれない。
だって、自分が正しくないかもしれないなんて考え始めたらキリがない。首尾一貫でなければ正義ではない。

正義は楽で気持ちがよい。大義名分でエゴではないし、他者を巻き込むことによって称賛、排斥を自由に操れる。
自分の感じる怒りは護りであってほしい。怒りを持って行動することと、怒りを正義に置き換えることは、手段が一緒なのに異なった結果を招いてしまう。あまりにも恐ろしいのだ。

正しい、正しくないの判断ではなくて、自分の選択を信じて相手を尊重する(ことを努める)ってのに重きを置きたい、置けるようにしたい。
(正義の話お終い)
では、翻弄され続ける自分の正義(とも言い難い感情)以外で自身の在り様に正当性を持てるものとは何か?
やっぱり信仰じゃないだろか。

 

気付いたことを書きだしたい。

 

・私が信じたいのは人の力で神ではないこと
・死後救われるのではなく生きているうちに救われたいこと
・神秘体験や神の導きを感じたいわけではないこと
固定観念に縛られたくないという矛盾を感じていること
・宗教に求めていること→思考回路のフローチャート、不安軽減のためのルーティン(因果関係はなくともよい)、コミュニティ(コミューンというのは現実味がないので)

 

など。

 

友達いないアッパー系陰キャ、高すぎるプライドと自信のなさの狭間で揺れてて美しい。人から受け入れられたいのに、大衆にウケる自分は嫌で、葛藤しがちなのも良い。
https://twitter.com/nonoco_929/status/1264527979532611584?s=21

私には自己肯定感は高いが心の支柱がないので(↑このようにアッパー系陰キャというらしい)、自分に誇りがあればいいなと思った。多分、非言語的な芸術活動で、奉仕ともいう。調査や勉強は私の仕事なので手を抜かないのは当たり前だし、これでいいと満足してしまっては本末転倒なので心の支柱とは言えない。人間関係も財産とは言うが、返報性についてどうにも納得いかない部分が多すぎる。
インプットにおいても、結局天候や私のホルモンバランス、機嫌、トラウマによって個人差が強く出る。私自身の信頼と期待は別物なのだ。

 

正義による正当性を伴わなくて、他者と比較せず、トラブルに左右されない支柱は…やっぱり、第一に信仰、そのための奉仕しかないな~。
私にとっての救われた~と思う瞬間は、快感情を相手と共有できることなので、他者の存在が必須となる。ロマンチックな体験も欠かせない。

 

ここで気付いたけど、私、アウトプット(救済)に他者の存在があるのに心の内側には誰も入れていない…自身の肯定が他者に作用されないのは元からだったのか…。このままではただの博愛主義者みたいになってしまう。あああ…

 

根本的な解決が孤独の回避とはいえ、永続的に欲求は続くのだろうな。それでもやっぱり、生きることを諦めきれない。

 

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小磯良平の絵