日記 9月前半~9月中盤

2020年9月4日(金)

 PMSPMDDがあまりもひどくてありとあらゆるもの・人に当たりまくる。自傷行為頭をよぎったので重症だなと思い命の母ホワイトを初めて服用した。涙が止まらない。明日が心配だ…。

 

2020年9月5日(土)

 三浦の誕生日(実際は6日)を祝う約束をしていたので祝った。行ってみたかったおしゃれなアフターヌーンティーを頂いたあとに北野を散策した後、デカい風呂屋に行って汗を流しに流しまくった。常連さんたちに水風呂指南を受け、数年ぶりに肩まで水風呂に浸かることができた。

 

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おしゃれ

 

お腹が空いているわけではないけど常にメシを食う準備は出来ている…三浦といるときはそんな感じだ。私は学習する女なので三浦と会うときにはシルエットゆったりのワンピースを着るようにしている。ぬるい温泉に浸かりながら「うな重もええな。近くにあるラーメン屋がホンマに美味しくて三浦にも食べてほしい。え、鍋…?いい鍋の店あったっけ」という話をし、強烈な睡魔に襲われながら「とりあえず」ラーメンの店に行って炒飯とラーメンを頼んで半分こした。三浦が「アカン!ハイボール飲ませて!」と言っておいしそうに飲んでいるのを眺めて過ごした。三浦がラーメンのどんぶりいっぱいに入っていたコテコテスープを全部飲んでいたのがカッコよすぎて痺れた。胃腸炎どこ行ってん。

台風が近かったので店を出ると若干雨が降っていた。三浦と足早に駅まで向かう間、こんな話をした。

 

三浦「サバが私のことを「オタクの友達」って人に紹介するのは、サバと私の間にある「体験価値」を信頼しているからその対価を払うことに(たとえ法外な値段でも)躊躇しないこと、お互い沼は違うけど尊重しあえることを総括してライトに「オタクの友達」って言ってんだよね」

 うん。

三浦「だからさ~。さっきの缶ハイボール400円だったけど私は高いと思わんの。そこで飲みたいと思ったから、その値段には納得してんの。外野が文句言うなよって。」

うんうん。

 

男の愚痴でした。

結局モザイクにある鍋屋さんで一番安い鍋のコースを頼んでたくさん食べた。ついでに三浦の誕プレ開封の儀を執り行う。しょうもない内容だけど喜んでくれてめっちゃうれし~!プリクラ撮って、観覧車乗って、本当に満喫していると思った。

なんとなくびくドに寄って夜景の見える席に案内してもらい、いちごみるくを飲みながらヒプノシスマイクの話を勝手にまくし立てた。まあフェミニズムの話なんだけど、前に三浦が「話したらいいやん」って言ってたよね、だけどちゃんと話したいから前みたいにラインとかおざなりなことできなかった。ちゃんと聞いて欲しい。と三浦にわかるように努めて話した。三浦は難しい顔をしながらも私の話を否定せず聞いてくれた。あ、実を結んでる。話す訓練をしていてよかったと安心した。

三浦は「サバの言いたいことはわかったし、この社会がおかしいことも分かった。でも、私にはそういう機会無いよ」と言った。私は「もしかしたらそうかもしれないね。三浦自身が社会に合わせて生活していたら苦に感じることや違和感も少ないかもしれない。でも他の人はそうじゃないかも。だから私の話を忘れないで。実際、『今だ』ってタイミングの時、ちゃんと指摘や訂正をしたりできないと思う。だから、そういう時は笑わなくていいよ。笑わないだけで良いから。」と返した。

私自身が体験してきたことだから。どれだけ相手にわかるように話しても、歩調を合わせても、または激昂したり被害者面したり、理論武装をしても意味がなかった。だから、「え、単に面白くないから笑わなかっただけだけど。」と態度を変えないことだけで充分効果があった。面白いかどうかは私の完成だし、笑わない責任はないからね。

ついでにちょっと愚痴った。私への上辺だけの心配をしておきながら「自分はフェミニストとは名乗れない」と言う多数の男性の話だ。「そういう奴に限って結婚して、妻や娘を愛してるって言う。彼女らがフェミニストになることを望んでいなかったとしても、フェミニストを避けるのは相手のことを知ろうとしない証拠だし、現状維持したいという魂胆が透けて見えるんだよね…」と言った。三浦は、欲しい言葉をくれた。

23時に解散した。最後はちょっと暗くて難しい話になってしまったけど楽しかった。三浦お誕生日おめでとう!!

 

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観覧車乗るの久しぶりで良かった

 

2020年9月6日(日)

 いよいよPMS/PMDDがひどくなる。生理はまだか…。シンガポールライスのローズマリーアレンジを作って食べた。ツイターのフォロワーさんと10月に東京バレエ団を観に行く約束をしているのだけど、その時にお互いの性癖を詰めた本を交換しようという話になり、1か月でどこまでやれるのだろうか…と、とりあえずプロットなどを立てなければと思ったよね。エロティシズム(極限まで死に近づくことで生を感じる思想)はもちろんだとして、私の性癖って何だろう?

 

2020年9月7日(月)

 ヤマダさんとお昼にエヴァを、夜にコンジアムというホラー映画を一緒に見た。感想は置いといて、その深夜にふと山葵が食べたくなった。20歳になったなあと実感するのはこういう時で、生まれてこの方山葵が苦手だった私があの独特なツーンと抜ける痺れを恋しく思うなんて…といってもまだ少量しか食べられない。ステーキにちょこっと…ほんの少しだけ乗せるのが良い。映画「犬ヶ島」で毒を山葵に見立てて研究者を暗殺するというシーンがあるように、私は山葵を毒だと思っているところがある。あの痺れは毒以外の何物でもない…緩和出来たらもっとおいしいのかな。山葵とクリームとか合いそうだなあ。

 

2020年9月8日(火)

 通院。昨日山口先生から尻叩きを頂いたので(?)カフェかファミレスで作業せねばと思ったがホントに金欠だしいちいちついでに食べたりなきゃいけないの本当にヤダなと思っていたのでコワーキングスペースを契約した。

おしゃれで充実した空間だった。いわゆる意識高い系の人たちがいっぱいいて緊張したけど学生料金があるので「そういう層もどっかにいる!大丈夫!!」と思いながら今こうやって日記書いてます。だー。明日も来ようかなあ。

家に帰ると、玄関で育てていた小さな蟹が死んでいた。最後の一匹だった。こんな形で夏の終わりとか感じたくなかった。この蟹のことを愛してなかったんだと思う。胸が少し痛むだけで、それ以外は何もなかった。

 

2020年9月9日(水)

雨だった。本当はデニーズでパフェを食べながら原稿を進めて、商店街で買い物をして銭湯で温まりたかった。でもお腹が膨張していたし、丁度よかったのかもしれない。

マドレーヌを焼いて、ZINEの調整をした。父がずっと愛の不時着を見ていたので横目に作業を進めた。

この間山葵クリームとか食べてみて~と思っていたが、なんと山葵クリームのポテトチップスが販売されているらしい!ということで買い出掛けたが、3軒回っても見つからなかった。なぜ期間限定の物ってこんなに普及していないんだ…。4軒目にてやっと見つけたのでウォーとなった。

 

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お楽しみは次の日にとっておくタイプです

 

その夜、猛烈な吐き気に襲われて飛び起き、寝ぼけ眼でゲロ袋を探した。しまった。ゴミ用のビニール袋は最近処分してしまったんだっけ。

必死になりながらタンスに手を突っ込むと、中でビニール袋らしき感触があり、「助かった」と思った。もうブランドのショッパーでもいいです。また吐き気が襲い、咄嗟にその袋を引っ張り出し吐き出す姿勢を取った。でも吐けない。そういった動作を何度か繰り返し、疲労困憊の状態になりながら改めてそのゲロ袋を見やると、さわのさんにプレゼントしたときに余ったプレゼント袋だった。水色の星が散りばめられたその袋を見、吐き気を忘れてじわじわとした笑いが漏れた20歳の夜であった。

 

2020年9月10日(木)

 朝起きて楽しみにしていた山葵クリームのポテチを開封、一口食べて「今までわたしが食べていた山葵はビギナークラスの足元にも及ばなかったものなのではないか…?」とおもい母に譲った。母はそれを気に入った様子だった。

 湊川に向かいデニーズのシャインマスカットのサンデーを食べた。が、タイミングが悪かったんだと思う。食べ始めからすでに胸やけを起こし、ついでに原稿を進めてゆっくり過ごすかあと思っていたこともはかなく散っていった。ドリンクバー頼まんくて良かったかもな。と思ったが、やはり関西人の血が流れているので金払ったからには何か良い体験をしたい。そこで、紅茶の飲み比べ大会を開催した。私は結構な紅茶ファンなのだけど、そのブランドのオリジナルブレンドだったりフレーバーティーが好きなので「アールグレイ」「ダージリン」などの銘柄の味がさっぱり覚えられないのだ。というより、飲み比べでもしないとスタンダードな紅茶という認識しかない…。学校の近くにあるサロンのオッサンが泣くぞ。というわけで三種類を飲み比べた。

感想

アールグレイ…以前セブンのアールグレイを飲み「後味がヤニに似てる」とコメントしました(柑橘系の香りと言われて納得できない)。今回もそんな感じですが、アールグレイの味を無意識に覚えているのが感動的だった。アイスティーにしてがぶがぶ飲みたい。

・アッサム…飲みやすくて口当たりもいい。癖がないので食事に合わせて飲みたいと思った。

ダージリン…程よい渋み ウメェ~ 

 

ほだかビーフさんでハンバーグを家族の人数分買って帰り、仕切り直しの昼食として頂いた。おいしかった。早めにお風呂に入り、「インターステラー」を観た。まだ時間に余裕があったので、「もう終わりにしよう。」を続けて観た。

SNSで話題になってたので教養がないと楽しめない作りになってたらなんか寂しいなと思っていたけれど、別にそういうことではなくただただ続いてく会話で何を拾えるかということだった。得体のしれない不気味さ、不穏に動揺しつつ、これは誰にでもある話の中のネガティブな事象を搔い摘んでいるのかもしれないなと思った。ララランドを観た時も似たようなこと(これはどこにでもある話の中で特に輝いている部分を切り取り、また、あったかもしれない世界線を愛おしく思う作業なんじゃないかという感想)を考えていたので、この2作は自分の中では対極なところにあるのかもしれないと感じた。中盤までは主人公が家族の抱える闇に巻き込まれていく不憫な話だと思っていたが、「NOと言えない、YESと言った方が楽だから」という発言で「かなりお互い様」と思った。NOを言えないのは環境の事情だけではなくパーソナリティにも関与している部分が多いのであまり主人公を責めることはできないけど、私は「NOと言わなかった」選択を後から責任逃れの口実に使おうとする人にどうしても嫌悪感を抱いてしまうのだ。

そうそう、話は変わるけどSBCで作っているZINEがそろそろ完成しそう。

 

メモ

 

私なんかさ晩ご飯食べる時は「折れた時」だから自己嫌悪に苛まれながら食べる手を止められない…ていうやつだから深夜に好物って本当に羨ましいんだよな

午後9:11 · 2020年9月9日

 

生理前でメチャクチャ胸が張ってて、いつものブラジャーつけたらポロリ絶対ボディになった

スゲ〜自分の胸デケェ〜!痛いから揉めないのでずっと鏡で眺めてる

午後8:58 · 2020年9月10日

 

私は傷と共に生きているので、ふとした瞬間に感傷的になったり、乗り越える「さだめ」を痛感したり、そういった瞬間を慈しむことを大切にしているんだけど、どうも私が大切にしたいと思わない人たちは皆傷を蔑ろにしているらしい。傷があることを感じられる機会は自分自身が繊細にならないと気が付かない

いやもちろん「ウェーイ」って言うだけの関係でも楽しいかもね、でもあなたじゃなくて良いじゃん。って考えたところで、私も傷を抱えているかもしれないあなたを蔑ろにしているのよね。結局、コミュニケーションのタイミングと返報性、自己開示がモノを言うんだと思う。

12:07 2020/09/10