日記 2021年4月8日 木曜日

日記 2020年4月8日 木曜日

 

 今日から前期が始まった。木曜日は全休なので家で履修登録をしたり説明会を受けたりいくつかのESを提出したりしていた。昨日の晩に、どういうわけか「このままでは確実にヤバい」という強迫観念に似た感情に苛まれ、眠たくて仕方ないのに2:00AMまで就活サイトで持ち駒を増やそうと奮闘していた。深夜は判断力が鈍る。変な物を買ってしまったりこっ恥ずかしいポエムを投稿したり謎の独白を繰り広げたりしてしまう不思議な力があるのだ。自覚した上で入りたい企業を探し、何とか2~3社の説明会を予約し、ようやく眠れた。

 だが残念なことに、現状自体は何も変わっていないことで胸の圧迫感を拭うことはできなかった。不安を消すのは没頭しかないのだ。没頭するためにはタスク云々よりまずルーティンを設けることが先なのではないだろうか。

 

【就活の鬱対策ルーティン】 

・筋トレをする(なるべくキツイやつ)

・美味しいご飯を食べる、お腹空いてなかったらっ食べない(過食症対策)

・日記を書く(不安を文字に起こしてタスクに換える)

・人と会話する(アプリを入れた)

・夜11時には必ず眠る。時間が惜しければ早起きする(睡眠不足対策)

・何か明日の楽しみを作る(ご褒美)

・明日の準備をして寝る(余裕だいじ)

 

パッと思いつくのでこんなもんか。でもやることがハッキリすると自ずと安心する。明日は面接があって、定期を買って、履修相談もやって…働いている暇が全くないな。ああ~。明日は家にいないから帰りに銭湯にでも入ろうかな。

 

・なんでこんなにしんどいのか?

まず「やらなくてはならないもの(就活)」が「やらなくてはいけないもの」なこと、そして就活は一瞬では終わらないため不安が付きまとうこと、周りの就活生と情報交換ができなさすぎて自分がどの辺に立っているのかがわからないこと、単に準備不足なこと。不毛だと感じている自分がいること。

 

 就活は「装い」なのだ。裏を返せばありのままの自分では審査を通過することができないということである。なんて無情なんだ。そんなこと私自身が一番よくわかっている。大学生になってフェミニズムに出会い、ようやく自分自身の肯定感を上げることができてきたというのに!絶対的な評価基準がそこにあって、私がそれに納得していない。だから装い、合わせるのだ。

 

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今日のお昼 桜エビとアボカド、母の鶏ハム

 

 日記を続けていく。その中で、これから先数ヶ月、もしくは丸一年かかるであろう就職活動の、その愚痴のネタは尽きるのだろうか。間違いなく淘汰されていくだろう。だから大丈夫だ。せめて明日が希望に満ち溢れています様にと願いを込めて眠るべきだ。

日記 2021年4月6日 火曜日

日記 2020年4月6日 火曜日

 

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これは質のいい肉

 

春が来た。桜をはじめとする「春」を代表するような花々が美しく咲き、季節の変わり目を感じている。ダウンジャケットから同色の薄手のナイロンジャケットに衣替えし、新生活に順応できるように頑張ろうとボンヤリ思いつつ、新生活の実感はないままだ。

 

去年の今頃、「世界は大きく変動していっているというのに、私の生活は色を失ってしまった」と閉塞感に絞め殺されそうになっていたが、「慣れ」た。生活の流れに乗れない危機感や孤独感、世間全体の不安をどこか客観視している自分がいる。自分しか自分の生活を変えることはできない。桜を見ても、春の匂いを嗅いでも、待ち焦がれていた春とはどこか違う気がして、解放感を感じるためには前提として苦しむ必要があるのだと再確認した。通年どこかで季節を感じるイベントに参加していれば望んでいるトリガーを引けるはずだと記憶を遡り、先日は白鶴美術館に足を運んだ。春は桜を見に、秋は紅葉を見に行く。そして今日知ったがその美術館は春秋しか開館していないらしかった。御影は相変わらず美しい街だった。「神戸・理想の休日コース1」を回り、帰宅してまた就活準備。

 

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今年撮った写真の中で一番春っぽいの

 

近況報告

 そう、当たり前だが4回生になったんで今は就職活動に勤しんでいる。日記をサボっていた理由は簡単で、ESや面接に備えて「自己分析」を行うことが恒常化されてしまい日記の必要性が失われてしまったからだ。

就活、面接では通るけど書類で落ちる。「AはBだ」とか、「私はXなのでYだ」等の、「断言」という行為については常に危機感を感じていたため、それを極力避けるとなんとも歯切れの悪い文章が完成してしまうからである。倫理や哲学の勉強はするんじゃなかったと恨めしく感じた。

社会はグレーなのに私は白か黒でいなければならない。本質は黒だが白くあるように努めたいみたいな事しか書けない。就職活動は嘘も逸話も盛り込んだ虚構のオンパレードである。終わりが見えない。社会人のあの気味悪い目の輝きは人為的に作られたものなのだと再確認した。社会の手となり足となる覚悟など備わっていないが、それらしく装わなければ当たり前に落ちるのだ。会社は純粋な人材を欲しがっている。なので、如何に「純粋」であるかの差別化を図る必要がある。そのため、純粋さの上を行く「自然な」純粋さという高度な騙しあいに発展するのだ。不毛すぎる。早く終わらせてくれ。

 

閑話休題

就活ではセクシズムの圧がすごい。こんなことあるんだっていう都市伝説みたいな体験をどんどん重ねていって、とうとう今日、性別を理由に志望の辞退さえも迫られてしまった。

 ここで「むしろ良かった」「気にせず次行こう」と声をかけてくれるひとも沢山いて、有難いなあと思う反面、一番有難かったのは私の悲しさや怒り、無力感を引き受けて一緒に怒ってくれる人たちだった。

他の誰の為でもないわたしのため、怒りを起爆剤に、使命感を盾に、世の中を正していかなくてはならない。「気にしなければどうにかなる」、所詮その程度の存在として性差別が軽んじられていることが一番の問題点なのだ。看過できない状況にあると気付いていたはずなのにどこか他人ごとに感じていた自分をブン殴りたい。笑って誤魔化すな。戦えよ、己の名誉の為に。

 

明日から面接ラッシュが始まる。こないだ対面面接を行ったが「家業は長男が継ぐのが安泰だよね」の発言から企業の残念な面がどんどん露呈され、結局私はフェミニズムの話をしてしまい(してしまいとはなんだ!)、面接官に「わかってもらおうと思うのが烏滸がましい」と一蹴されたのだ。(田中美津⦅敬称略⦆みたいなこと言ってんなと思った。)当然落とされたが、成功より失敗の方が学ぶものが多い。なので明日の面接は反省点と要点を押さえておけばなんとかなるだろう。

 

あ、後味の悪い日記にならないように嬉しいことを追記するとしたら、最悪の対面面接デビューのあとに同じ就活生の子たちと晩御飯に行き、そこで「話を聞きたい」とフェミニズムの解説を求められたこと。いつもは必ずどこかで「う~ん」と言われたり、男性に「理解できない」とバトルモードに突入することが常だったが、その場では「初めて」語りかけることに成功したのだ。彼ら、彼女のまっすぐな瞳を忘れたくない。あの子たちとまた会いたい。そしてどうか、その企業には就職してほしくないものである。

 

追記の追記

フー・ファイターズの新譜マジでええ~

日記 2021年1月28日、29日

日記 2021年1月28日 木曜日

 

昨日のハイがまだ続いているようだった。筋トレをしてZINEの編集をしてから図書館へ向かった。卒論を社会学的にアプローチすると決めたものの結局振り出しに戻ってしまう。どう扱えばいいのか全く分からん。とりあえず関心のあるフェミニズム関連の本を探した。パラ読みして気になった2冊を借りた。

 

ロイヤルホストでアフターヌーンティーのセットを注文していちごのブリュレパフェと蟹グラタンを食べた。今思えば別にこんなに食べなくてもよかった。それに本を読みながら食べたりみたいなのが苦手なので食べることに一度集中してから本に辿り着くまでの時間がもどかしかった。

昨日が脳味噌解凍記念日という事で、気持ちは水を得た魚のようだった。読める!読める上に内容がよくわかる!2時間くらいかけて70ページほど読んだ。没頭とはこの事か。本当は一気に読んでしまいたいが…。そのあと労働して帰宅、就寝。

 

出来事といえば電話がかかってきて画面を確認するとヤマダさんからだったので「もしもーし♡」と言うとまさかの役所からの電話でマジで恥だったこと、そしてそのヤマダさんからご厚意でセミナーの情報を纏めて共有してくれて嬉しかった。

 

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あと最近特にフランツフェルディナンドを好んで聴いている。抽象的だけど異国の歌う情熱的な愛ってこんな感じなのかな…と思ったりした。特にGlimpse of Loveが本当に好きだ、、

 

2021年1月29日

 

門田さんとしゃぶ葉行こ~という話をしていた。11時に待ち合わせという話だったけど私が11時半と間違えていたので時間をずらしてもらった。が、私よりも長田にずっと近いところに住んでいるはずの門田が15分遅れて到着した。いつも最後までどちらが待ち合わせに遅れてくるかわからんな。。待っている間商店街でパン屋さんを2軒回った。

 

しゃぶ葉でクーポンを駆使して結構コスパよく楽しめた。最近鍋ばかり好き好んで食べているなあ。家で鍋をする時は白だしを使っているので柚子とか帆立豆乳とかが新鮮だった。とはいえ1時間ほど食べていると味の濃さに参ってきてしまって、免疫が落ちているのか私が老けたのかよくわからなくて混乱した。

あと私自身大食いの自負があると思っていたけど門田からしたら別に…?という感じらしくてさらに混乱 この間も食べ放題行ったとき元取るで!と意気込んでいた私が一番最初にダウンしていたし…思えば一日一食だし…えええ~

門田に推しを描いて欲しいと折り入って有償依頼をした。ウワ~、、自我がオタクに染まってきている…門田とはオタク話はできないけど数少ない絵描き友達なので話題が偏るのが面白い。

どちらが綺麗にワッフルを焼けるか対決したり、アイスクリームで身体を冷やしてしまったりでしっちゃかめっちゃか楽しかった。

 

三宮に戻って門田のムーミン一番くじに付き合って、食べすぎにはカラオケでカロリー消費しかないと言ってめっちゃ歌った。藤井風を歌えるようになりたかったけどキー調整しても難しくて断念した。その時初めて彼のMVを見て、なんとなく岡山の山々で狩猟をしていそうだったイメージがすべて覆され圧倒されてしまった。今朝見たフランツフェルディナンドのクソダサいMVやMUSEのMVに慣れていたので「そのまま」かっこいいと思える有難さに感動した。

壁2面のデカいスクリーンだったのでイエモンを歌うのが楽しかった。ライブ行きたいなあと若干しんみりした。

 

カラオケを出たのが19時ごろだったので門田の欲しいガチャガチャ探索をした。結局お目当てのガチャガチャは見つからなかったけど、キキララのはあったので回していた。門田はピンクの頭の方ばかり出るので青い方さえ出れば…と言っていたらまさかのピンクが出ていたのでかわいそうだった。

私も流れで何となく欲しいかなあと思うエヴァのガチャガチャを回すことにした。全部で15種類でそのうちA賞のフィギュアが3種類、B賞のラバーストラップが4種類、残りは缶バッジだった。誰が出ても嬉しいけどカヲル君とシンジ君が対になっているやつが嬉しい~と思っていざやってみると綾波レイのラバーストラップが出てきて「ううお、、!」となった。

そのあと別の店で門田がムーミン一番くじをもう一度引き、その間に私もエヴァをリトライするとアスカのフィギュア(店内で2000円で売られていた…)が出た。門田もA賞の大きなぬいぐるみが当たって良い感じの締めになった。

 

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戦利品

 

帰り路ツイッターを見ていると碇シンジ君は28歳ということに気付いてしまい私は謎に興奮し、ヤマダさんに報告すると「シンジさんじゃん…」と感想をいただき更に興奮してしまった。我ながら興奮ポイントがわからん…。

 

明日も忙しい。振り落とされないように頑張りたい。

日記 2021年1月27日 水曜日

日記 2021年1月27日 水曜日

 

 昨日の夜ヤマダさんと通話した。一昨日も話したのに飽き足らず喋りまくった。もうこんな毎日嫌だ、明日何したらいいかわからない絶対充実させたいよ~と泣きついて弱音を零し慰めてもらった。あと、こないだの日記にヤマダさんとアミューズメント施設に行きたいと書いたんだよね~どっか行かない?ということでプラネタリウムを見に科学館へ行くことになったので結果オーライ!結局3時過ぎくらいに私がまた先に寝落ちしてしまって申し訳なかった。

 

 そして問題の今日である。いろいろあって布団から出たのは11時過ぎだった。なんとなくお腹が空かなくて、でも甘いものが食べたかったのでスーパーへチョコレートとコンデンスミルクを買いに行った。その途中エレファントカシマシを聴き、やっぱり外に出て正解だったな~とか思った。外出すると気分が明るくなる。

ヤマダさんとの通話で私は今日散歩して商店街に行って本を読んで銭湯に行くお決まりの休日コースを実行しますと声高に宣言したが、今日は先生にZINE関連のミーティング(?)があったのでやっぱりやめた。そして何を思ったか、冬だけど植物園に行こう!と決意した。急いで家に帰って湯を沸かし紅茶を水筒に注いで、本と一緒に鞄に詰め込んで出発した。

 

 植物園へ続くバス停に着いてから休園日に気付き盲点!つかなんで気付かんかったん、と空を仰いだ。どうしよう。寝起きから急に5キロすっ飛ばして歩いたのでこれ以上動きたくなかったし何より家に帰りたくなかった。仕方なく近くにある喫茶店で割高なコーヒーを飲みながら本を読んだ。しかし店の選曲がやかましすぎて全く集中できずに30分足らずで移動を考え始めていた。そして以前から少し気になっていたカフェが近くにあるんだったと思い出してすぐに行動に移した。

 

 その店は近所では有名な猫屋敷だった。いつの間にカフェになってたんだろうか。店内に入った瞬間、英国のアンティーク調な内装に一気にテンションが上がった。丁寧な接客を受けて一番いい席に案内してもらった。木漏れ日が気持ちいい。新しい発見に完全に浮かれて夢心地になっていた。ケーキも焼き菓子を中心に揃えていてオレンジケーキにするか苺のタルトにするか迷った。

 

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店内の様子

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苺のタルトにしました。うめ~

 1時間半ほど滞在しその間にスポーツの話を書いた。良い感じに陽も落ちてきたので店を後にして帰路に着く。やっぱり考えることは創作活動とスポーツをどのように融合させるか?ということだった。やはり私には絵しかないと思ったけどホビーとして扱えばスポーツだって容易に楽しめるのでは…いやいや、創作活動のようにスポーツをコアとして扱いたいんだ、、と思ったりしているうちに先ほどの店での興奮が、聴いている音楽に乗せられてどんどん増幅していることに気が付いた。うわーッ!やっぱり今!すぐ!行動に移したい!創作活動は時間をかけて行うのが大前提で、衝動を衝動で表現することはできない。なので、今私にできることはこの火(私は創作意欲につながる衝動や興奮をこのように呼んでいる)をどのようにインスピレーションに繋げるかという取り組みだけだった。クソ!また考えてる。これが嫌だからスポーツがしたいのに!でも考えるの気持ちいい…。思考の奴隷だな…。

“そうなる”と急に世界の情報量が増える。歩けば歩くほど頭は回るし様々な感情がキャパシティを越えて氾濫する。思考の収取がつかず、臨界点に達すると急に_キマるのだ。私が歩いているこの地面から世界につながっている…。大袈裟だけど本当に世界が美しく見える。本当に…。こういう時、私は性的な興奮を覚えるのだ。まさしくリビドー!

本当に久しぶりだった。ああ!ブリリアント!マーベラス!パーフェクト!と何度も心の中で唱えた。祝福そのものだった。冬で凍結した脳味噌がようやく解凍されていくような感覚に、世界に、ひいては自分に大いに酔いしれ、喜んだ。

 

 しばらく歩き回り新しい絵の手がかりと、ふと仮面をまだ作っていなかったことを思い出して節分に合わせて製作することを決めた。セルフポートレートの時に使おう。あ、そのために身体を絞ればいいのか!やったー!なんとか納得する形で融合した!そして綺麗な夕陽も見ることができた。私は夕陽のオレンジに染まる街が何よりも好きだ。青みがかった白、オレンジ、小さな絶望。

 

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 あまりにテンションが上がりすぎてガンギマリしてしまったがモチベーションは十分に獲得できたので少しの間は生活する気力が続きそうで安心した。頑張れ私、冬の終わりも目前だ。

スポーツの話

スポーツの話

 

最近アニメをよく観ていて特に弱虫ペダルが好きなんだけど、「男子高校生」が「部活動」を一生懸命に頑張っている姿を見てあああ〜尊い〜みたいな気持ちになっていて誰かにスミマセンと謝りたくなる。青くて全力で、それが有限だからか愛おしく感じる。

しばらくしてユーリ‼︎on ICEを観た。主人公が23歳、そのコーチが27歳だった。弱虫ペダルと同じように、殆どの登場人物がメダルを取るために努力していた。そこで気付いたけど私は「男子高校生」ではなくて、ひとつの目標を達成するために日々健闘している人々を見て胸が熱くなっているのだとわかった。男子高校生というカテゴリに興奮(性的なものではないにしろ)していない(青さと健闘を切り離して捉えられる)ことに安心した。

 

大人になった今スポーツの大会に出るだとか毎日トレーニングを頑張るだとか、何らかの目標に向けてコミットする事が容易くない環境にいるので非常に強い憧れを抱いていたのだ。

 

ユーリ‼で印象的だったのは主人公の勝生勇利が氷上に戻るためダイエットしている場面だった。比較するもんではないのはわかっているけど、私がダイエットする理由が勝生勇利に比べてくだらなさ過ぎる。目的に合わせて身体を絞っている勝生勇利にとってその身体は精神的なステータスに繋がらないだろう。私は美しい身体を手に入れて一体何をするつもりだ?

今すぐ走り出したい気分だった。意欲はあるのに私はスポーツが苦手だしボールやラケットやシューズ、果ては運動用ジャージに至るまで何にも持っていない。身体は固いし運動音痴、オマケに太っている。明白である。私そのものがスポーツに向いていない。

 

スポーツは良い。目標が設定されているのでたやすく達成感を感じることができるし、ゲームを通して言語を介さずコミュニケーションを行うことでチームメイトと信頼関係が築ける。勝利の「瞬間」を共有することができる。羨ましいなあと思う。私の領域である創作活動とはまた違うところにあって、少し動物に近い…つまり頭の動く部分が違う。人と人を繋げ、基本的にポジティブな役割だ。なおかつ身体表現としては「頑張っている」ことが何よりも伝わる。一生懸命にゲームをする選手に心を打たれ、鼓舞され、勇気を貰える。

基本的にスポーツは1人では完結しない。ライバルとゴールを争う事でさらに次元の高いゲームになる。相手の存在を意識してモチベーションがさらに上がる。さらに自分自身がどこに属しているか、という認識から仲間意識も強まる。いいな〜。

 

そう、1人でするものではないのだ。なので私が今できる事といえば応援するくらいなんだけど、スポーツ観戦を通して貰う感動は、一体誰のものなんだろう?私はもらった「火」を昇華しなくてはならない。仕方がない。そういう星の元に生まれたのだ。

スポーツアニメは手っ取り早く感動がもらえるし「火」を獲得できる。プレイヤー目線と観客目線、どちらの視点も獲得できるからだ。だからこそ危険だなと思う。いや勿論感動するのは良い事だし、私は何らかの形でお返し__貢献したい。だけど、それは私自身が何もしていない事のあらわれなのだ。野原を駆け回り、息を切らし、心臓を破るような血の躍動に酔いしれたい。脳でエクスタシーを感じるよりもずっと直接的で__良いな。訴えかけるものがダイレクトで心を揺さぶられる。

 

結局何が言いたいって私は自分の人生を自分で選択して生きてきたので、スポーツは避けて通ってきたと言っていい。だけど今はスポーツがしたい。というか、わかりやすく「がんばりたい」、頑張っている最中にステップアップを実感したいのだ。

創作活動はいつでも手探りで手応えさえ怪しい。健康から最も遠くて共通のゴールさえない。認められるかもわからず常に孤独なのだ。意思のある孤独を、とCMで誰かが言っていたけど、その意思を持続させるために何が必要なんだろう?そりゃ名誉でしょうよ。「わからせ」るために、自分自身の存在意義を委ねてしまうのはかなり脅迫的だ。基本的に、何も無くても生を肯定されたいので必要がなければ創作活動なんてとっくに辞めているだろう。

 

赦されたい。報われたい。そういう気持ちに正当性をつけて創作活動をするのはどうしたってエゴの塊で、私は達成の瞬間を目の当たりにできるスポーツみたいな新しい手法に強い憧れを抱いている。勝利(達成)の瞬間と喜びが直結しているのも羨ましい~~!

 

誰か私とスポーツしませんか?一日中走って、もうこんなのうんざりだって一緒に地面に寝転びたい。転身したいなあ。ってもう無理かな。ははは。

 

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件の弱虫ペダルの推しです(本命は別)

 

日記 2021年1月25日 月曜日

日記 2021年1月25日 月曜日

 

 金土日と3日間は雨模様だったが今日はよく晴れていた。昨日は生まれて初めて火鍋を食べたので、麻辣?なんというかあの辣油の色の油をたくさん摂取したせいか朝方に急激な吐き気に襲われて散々だった。いつも思うけど私の内臓器官は弱すぎると思う。別にお腹下すとかじゃないけどなんせ消化が遅い。腸活とかした方が良いのか…食べる時間帯や食べ物に気を遣った方が良いのか…。

 

 タスクが沢山あった。タスクは手を付けるまでが一番苦痛の時間だ。ぼちぼちやっているとふと家を出たくなって、散歩をしに近所をうろうろした。晴れてるだけで外出していいんだと思ったけど21歳の眉毛しか書いていない女が公園に足を踏み入れるだけで園児を遊ばせている母親たちに白い目で見られるに決まっているのでゆっくり目に家々を眺めるなどして30分ほどで戻ってきた。

 今日は春みたいに暖かいなと思っていたけどそれは陽のおかげで、16時を越えたあたりから急に寒くなってくる。

 

 猫に風呂掃除を見守ってもらった。早めにお風呂に入るつもりだったのになんか全然タイミング合わずに結局そのままヤマダさんとエヴァの視聴会をやってそのまま眠ってしまった。

最近思うけど友達の中で一番ヤマダさんが意思疎通できていると思う。ヤマダさんは聡明で優しい。その優しさは強さだと思う。つい甘えてしまうのでほどほどにしなきゃと思うけど実際どうなんだろう。

エヴァは考察するにもまだシンエヴァがあるわけだしわからないことをわからないままにしてていいんだなという謎の感動があった。あとシンジ君とカヲル君が手をつないでいるシーンを覚えているとか言ったのに全然手をつないでなくてただの妄想で恥すぎて死んだ。

 

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これは過去に大金をつぎ込んで獲得したUFOキャッチャーの景品

 

メモ

 

旅行行きたすぎる 新幹線乗りたい 空港の匂い嗅ぎたい 早起きしたい 空っぽの胃にオレンジジュースを注ぎたい ご当地の牛乳を飲みたい

Sat 10:08 PM

日記 2021年1月15日 金曜日

日記 2021年1月15日 金曜日

 

 朝起きたら暖かかった。日差しが柔らかくて心なしか辺りが黄色く染まっているように感じる。春の匂いがした。言葉では表しにくいが、鼻を突き抜けていく空気の温度が心地よく、甘い匂いがする(甘いのか?)_…。色でいえば、夕暮れ前の一番淡い空、地平線を望んだ端っこの部分だ。そんでちょっと湿っている。

母によると今日は3月下旬の気温と同じらしい。反射的に、去年の春を思い浮かべた。静かで…まだ花は咲かない。

 

金曜日っつったら~ハラールビュッフェでしょうよ。と言いたいところだったが今日はSBCがあったので朝からエトセトラを読んでいた。昼前に母とドラッグストアへ行ってボディクリームを買ってもらった。桃とアプリコットの香りにした。そのあと13時半からSBCに参加して、近所の輸入食品店で茶葉を買った。イングリッシュブレックファーストは100p、ルイボスは80p買った。箱がデカくて鞄に収まりきらない…。そのあとはファミリーレストランで適当にドリンクバーとチーズケーキを頼んで日記を書いている。この近くにお気に入りの温泉があって、時間を見つけては何度も通っていたが閉業してしまった…。それも去年の春のことだ。

 

最近思っている事

信じることってすごく地味だ 服従していると誤解されそうだ、でも、信じることから最も遠い位置にあるのが戦いだと思う。私は戦いたくないのだ…。正しさの証明の為の争いは敗者に影を落としていく。私は、口酸っぱく言い続けているけど、人権が侵害されたときにだけ怒りを起爆剤にして戦うようにしている。その時の目的は様々で、発言の撤回、謝罪といった身近なことから法改正といった政治的なことまで多岐にわたる。個人的なことは政治的なことというスローガンを大切にしているのだ。

当たり前だが、私が戦うことで血を流すようなことは絶対に起きてほしくない。正しさによる力の誇示ではなく、説得がしたいんだろうなと思う。ただ、こういう時にメッチャ揚げ足取りに遭うんだけど、仮にそれ(人権の侵害)が他者だった場合に手前(私)が首を突っ込むのは、偽善者他ならないのではないか?そして、説得を目的にしたとしても、怒りの行使こそ人権の侵害では?(煽)という主旨の意見が寄せられていた。

毎回、私の怒りはそんなに軽いかね、と思う。他者の人権の侵害を許さないこと、また、怒りの行使を偽善だというなら、偽善で良いし、それが人権を侵害していい理由にはならない。例えば、人権の侵害を許していながら自らの意思で「信じる」人もいるかもしれない。その場合に、なぜ信じる経緯になったのかとか、本心が故意的に閉ざされてしまったりしているなら、手を差し伸べて他の道を示すべきだと思う。信じる続けることは疑うということで…万一のことがある前に、私はお節介でもその人の選択を信じたいと思うのだ。

 

閑話休題

 

春は陽が落ちる前に一気に涼しくなる。いや、どの季節も同じだけど、陽射しに温められた花の匂いが日没と共に一気に香るのだ。芽吹きの季節だから叶うんじゃないかなあと思っていたが、この1月でも似たような匂いがしたので、違ったか~という発見があった。

ガストにあるトロピカルアイスティーがそういう匂いに似ている気がする。飲み終わった後の余韻が春の夢って感じがするのだ。

 

どこだかわからない時間帯がある。一応調べてはみたが曙でも薄明でもない。なので、具体的な時間帯ではなくて記憶のどっかに引っかかった情景なんだと思う。

 

思い返して、去年の3月はよく晴れていた。緊急事態宣言が出て世間に緊張が走る中、私は散歩と銘打って呑気にありとあらゆる場所を徘徊したけれど、(当たり前ながらに)どこを歩いても空というのはついて来るもんで_…私は日が暮れる少し前に出かけて、夜になるまでをよく観察していた。毎回、夜になる瞬間に小さな絶望を感じていた。その頃の世界を一言で表すならステイって感じだった。立ち止まって己と見つめあうような時間がいつまで続くのか怖かったが、世界と自分をつないでくれるのは芸術“文化”だったと再確認できたし、新しい出会いもあった。それに、「置いてけぼり」という新しい感性を身に着けることもできた。最初は不安しかなかったけれど、有難いことに慣れて趣まで感じていた。

 

とはいえ、回帰の瞬間のために私はもっと経験を積んでいかなければらならない。なので妄想する。冬の間に何ができる?待ち焦がれている春が訪れた時、どうやって祝福しよう、夏の溢れる生命力にどうやってついていこうか、そして秋になれば私の誕生日が来る。その時私は何を望んでいるか、どんな人間になっているのか…。

とりあえず、今いる友達と沢山遊びに出かけよう。三浦とは会っていない4か月を埋めるほどの大冒険がしたいしまた一緒に温泉に行きたい。門田とは行く行く詐欺になっている丹波へ行って牡丹鍋を楽しみたいし光尊とは夏にド田舎の沢へ行って水着に着替えて蟹でも獲りたい。さわのさんとは私たちのことを誰も知らない地方都市へ行って秘密を作りたい。ヤマダさんとは案外アミューズメント施設へ行きたい、綾音とは舞台とか見てから色々話し込みたいし、ミウとはお金を使って贅沢なことをしたい。ほかにもいろんな友人がいるけど、一緒にしたいことは本当に全員違っていてそれが良いなと思う。恵まれている。今までずっと一人だったから、これからは誰かと季節を共有できたらいいな~と願っている。

 

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岡山での思い出 なんとなく春っぽい

 

春を意識することで、かえって冬に関心が寄せられていく。貯えなければならないなあ。春に貧しくなっちゃ元も子もなくなる。苦痛も、退屈も、資本も、期待も、手元でぬくぬくと育てていこう。とりあえず明日はどうぶつ王国へ行ってから温泉だ!雨降るらしいから寒いだろうけど楽しむわよ~。