日記 2019年11月21日 木曜日

2019年11月21日 木曜日

 

朝餉にリンゴを軽く煮て頂く。
サングラスがいまだに見つからなくて悲しい。冬は夏よりましだけど無いのは不便だと思う。

 

坂本先生に会いに行ったらなぜか林さんがいて本気で戸惑う。
戸を開ける前に廊下を一周し、いやまさかな?と思って再び教室に入ると普通にいたので最悪の事態を想定した。最悪の事態というのは勉強会に林さんが参加することだ。
ツシマさんの「知識は公共の物」という言葉を反芻してやり過ごす。
が、すぐに出ていったので良かった。もう2度と現れないでほしいと心から願う。

 

肝心の授業の内容だけども少し疑問があって、新しい学派が誕生するたびに「正しさ」はアップデートされるのだろうか。ということ
新しい学派の説明は従来の社会学を批判・補足することで成り立っているのなら、一つの大きな島を作っているみたいだと思った。おそらく、社会学だけに通ずることではない。

 

そして先生に私の研究したい課題の欠陥をたくさん指摘してもらった。うあ‘‘~~~んとなる。いや、でもありがたい。私が毎日考えて人に話して(会話ではないのがツボなんですけど)纏めようとしていることを一瞬でスパーンと貫いていくのがすごい。
一から百まで教えてくれ~~~~と泣きつきそうになるけど先生の厳しさはわたしを自立させることにつながっていると思う。受け取り手の問題ですけどネ

なんか今日は先生のテンション高かったな…

 

私の問題点
・研究したい対象を何かの集団に分類していない 表層的
・先に「③どうしたらいいのか」が来ている ①②が抜け落ちている
・絞り込みが足りていない
・主観的すぎる

 

プッシュ要因、プル要因の事を忘れそうだ~いかんいかん、、、
うう、、、、、、、

 

で、色々あって山口先生にラインしたらフェミニズム社会学はまず山口先生に聞けばいいということがわかった。
社会学フェミニズムの相性の悪さ、セックスワークの歴史についていろいろ教えてもらった。

先生に、社会学のみで成立させたいのか?と聞かれたので、正直にハイと答えた。

 

そして話したのは以下の通り(原文ママ

 

さばちゃん、フェミニズム社会学は違うけど、
フェミニズムは経済学でもないし、
哲学でも政治学でもないんです
それらと同じ水準のものではないんです
だから、フェミニズムであり社会学であること、
フェミニズムであり経済学であること、
フェミニズムであり哲学であること、
フェミニズムであり政治学であること、は両立するよ

 

思想/理論と運動/実践の両方があるのがフェミニズムと思います。
どっちかだけじゃだめ。

 

ていうか、みんな両立させている。
大事なのは、フェミニズムはしそうであり運動なので、
それをどの領域で語るか、という順番なんです。
社会学のためにフェミニズムを捨てる、というのは間違っています。
坂本先生もそうは言ってないんだと思うよ。直接お話ししたことはないんだけども。

 

二者択一を迫られているように感じていたので目からうろこだった。
男性社会の中でその仕組みを解説することは、男性に向けた発信になるということ、

 

やっぱり山口先生は聡明だと思う。頭が上がらない…。

 

そ、れ、で、坂本先生(社会学)にフィードバックする。
先生に頼っていいのかどうか、そもそも先生はフェミニズムの理解があるかどうかを主軸に考えた。フェミニズム社会学の境界線をどこで線引きするか。
その判断材料を相談して吟味したいと考えたけれど、どうなんだろう…
とくに坂本先生には具体的に話さなければならないし、山口先生のように何度も話に行けないのでチャンスが限られる。もう少し考えてから相談しよう。

 

ていうかお願い?
社会学フェミニズムを両立させたい。で、その折り合いをつける場所を一緒に考えてくれませんかと。
いやいや。よしなよー。

 

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急遽労働が入ったのでセージとローリエだけ買って働き、帰りに銭湯に寄った。
久しぶりで気持ちよかった。
サイゼで500円使ってご飯を食べるか銭湯に行くかを考えて行動しようと謎の誓いを考える。

誰もいない銭湯でフェミニズム社会学について考える。
ウー、と悔しくて仕方なかった。