日記 2019年11月3日 日曜日

2019年11月3日 日曜日

 

8時に目覚ましを設定していたのだけど、7時過ぎに猫が扉をひっかく音で目が覚めた。
二度寝をして寝坊。なにを…

 

今日はいよいよスラットウォークだ。
ずっと何を着ようか迷っていたけど、結局いつも通りの服装になった。
メイクもいつも通りだけど気合を入れる。

 

自分の仕上がりを見て、ン?なんか地味だなと思った。
私の顔は地味だし、太ってるし、スタイルも良くないし、輪郭は丸いし…
いやいや、自愛せねば誰が私を愛すのだ。

 

バスに乗り遅れたので泣く泣く父に送ってもらうことに。
デモに参加するというと「何の?」と聞いてきた。
興味があったのか心配しているのか不審に思ったのか、それはわたしにはわからなかった。

 

遅刻するかと思いきや、始まる時間をそもそも勘違いしていたのでセーフだった。
出発地点の公園でさわのさんを探した。そしたらツシマさんがいた!

 

無事に合流できた。さわのさんは綺麗な色のリップをグァ~っと大幅に塗っていてとってもかっこよかった。
さわのさんはすごく綺麗でかっこよくて、なんというか線、?というか、海の中から見える光のような、すごく細い氷柱みたいだ。まだ数えるほどしか会っていないけど、とても眩しい。

 

13時。満を持してスラットウォークが始まった。
私は「お前のちゃう。私のや」と書かれたプラカードを持った。
公園には派手な衣装に身を包んだいろんな人がいた。男の人も、外国の人も、ご年配の方も。それがうれしい。
自然と先頭に立ったので緊張する。よ~し頑張るぞ!
軽トラにスピーカーが搭載されていて、派手な色の下着でデコレーションされていた。
爆音。カッコイイ音楽。
一気にテンションが上がった。高揚する!いよいよだ!

 

そこから1時間半ほど難波の町を練り歩いた。歩道ではなくて車道を、たくさんの人が踊ったり、ヒュ~!といったり、あばずれ上等と叫んだ。私も叫んだ。そして道行く人に手を振り続けた。

アメ村に差し掛かった時、見物人の柄が一気に変わるのを感じた。若い人とか、怪訝そうな顔をする人とか。でも何より楽しかった。

 

周りの人たちに、私はどう映っているのだろう。

 

そういえば、男の人が歩道の方から「your body your choice」と書かれたカードを掲げていたのを見て、一気に涙腺が緩むのを感じた。
そこに、さっきまでわたしの「性」に誇りを感じながら踊っていたことや、一発かましたったわ!という爽快感のなかに、本当に主張したいことが埋もれてしまっていたことの気づきがあった。

思わずうつむいた。
さわのさんを見た。「あそこ!!」と、彼女も気づいていた。
私も笑った。そして、「my body my choice」と喉がかれるまで叫んだ。

 

スラットウォークは無事に終了する運びとなった。
公園でツシマさんとお話ししたり、写真を撮ったり、さわのさんがタバコを吸うのを眺めたりした。

 

そして難波に向かった。さっきまでそこを歩いていたのだと思うと謎に興奮した。
念願のメガネを見てもらう。ゾフでいろんな眼鏡をかけた。すごく楽しかった。JINSにも行こうと言っていたけれど、とても疲れたしお腹が空いたし、お茶しようという流れになった。

 

そこからいろんな話をした。でもここに書かなくてもきっと覚えているので割愛する。
感じたこと さわのさんがやっぱり大好きということ もっとさわのさんと仲良くなりたいし、さわのさんのことを知りたい。知ってほしい~
なにより「話」ができることがとても嬉しかった。説明しなければならないとか、変な不安とかなかった。おおきなラブだ~!

 

一気に18時になったので解散した。名残惜しかったけど梅田に向かう。
ツイッターでおいしそうなプリン(固そうなやつ)が紹介されていたので見に行ってみると600円もしたのでやめといた。

 

家に帰ってお鍋を食べた。なんでお腹空いてないのに食べちゃうんだろう。
早く痩せよう。食べることは自傷行為だから、我慢して、早く痩せたあの上半身を鏡で眺めよう。у~

 

今日はほんとうに楽しかった。
言葉にしにくい感情が巡っているけれど、言語化する必要はないな~
強いて言うなら、まだ私の知らない私はいるのだということ、いままで若干、怒りを感じることで自分の性に誇りを持っていたんだなと痛感したところ。

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好きな色。あとね、金属の照栄もすきだ。

明日は何をしよう。さて寝るか オヤツミ