日記 2019年11月26日 火曜日

2019年11月26日 火曜日

 

昨日お寿司を食べたのでお腹が苦しい。
朝五時に起きて労働へ向かった。ペットボトルの水が常温で自販機から出てきて嬉しかった。飲みほして「解放区」を観る前に買ったパウンドケーキを食べた。甘すぎるけどおいしいなあ。リニューアルしたやつは買わないんだろうな。

少しずつ日本は死んでいっている。突然死んでしまったらみんなびっくりするかな。

 

先生に会いに行った。
この間の学会の打ち上げでお金を払ってくれたお礼に買ったお菓子をなぜか私も頂いた。

 

した話

 

安楽死が認めらないのは社会的弱者がは死ぬ道を選ばざるを得ないからだ、という話。
権力は正しい力の使い方が求められていて、吟味するのに倫理学などは使える。

 

最近話題になった「中国籍ならば書類の段階で落とす」発言の一体何がいけないのかという話から統計的差別を知る。

差別のいけない部分は何か?という問いの中で「機会の平等がない」と言った。
私は語られるもの(表象、言説)に怒っている。学問ではない。学問とは、「誰がどういう風になったのはなぜか」と考えること。

 

私がした話
女性の性の二重規範(処女と売女)について、そもそも処女でもオナニー大好きな人がいるのに、「男」という存在の関与で一体何がかわるのだね、という話をした。

 

女性が他者を思いやる気持ちが男性より強いのは「他者依存的な世界に生きている」から。それは獲得していくもので、母性ではない。
シンペーさんの家族心理学の男性の育児参加をめぐる問題を思い出したりする…。

 

ヘテロセクシャルが自分はヘテロだと自覚しないのはヘテロセクシャルが当たり前の世界に住んでいるからと同様に、自分がマジョリティに属していないときにそのアイデンティティは発揮される。そして私は一時期はレズビアンだったのになぜ今バイセクシャル(男が選択肢に入ったのか?)を選択したのか?と聞かれて何も答えられなくなる。

 

今一度考えてみて、今までわたしが好きだった男は皆大人で、私よりも社会的な力があって、どこかおびえて暮らしていた…つまり信仰に近い感情を抱いていたことに気付く。

坂本先生を好きだ、だけど恋愛的な好意なのか?

先生の昔の話を聞いたりしてウーンと唸る。先生が私に何か思っていてもそれを出せないから私が好き勝手できるのにはちょっと罪悪感はあるけれど、先生はわたしのような人になびくわけがないという過信があるからでね…
いや、堂々巡りだな。

 

参与調査のよくない点についても話した。私が「風俗街」と名高い福原で働こうと思ったが、私の研究のために働くとなると、当事者たちはどう思うか…とにかくセックスワークスタディーズを読もう。

 

帰り道、先生にホテルの話を振られたので満足するまで熱弁した。

Hotel she についてどう思うか?という話から、ホテルは「特別な時間」を提供するものだからラグジュアリーでなければならない、そして代金を払うことで「気持ちよくなれる(丁寧な扱いを受ける)権利」があるため、客を尊重できないホテルはホテルと認めないという話をした。

ああ。ホテルに行きたい。ブルータスがホテル特集出してたな。

 

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夜は更けていく。