日記 2019年10月23日 水曜日

2019年10月23日 水曜日

 

朝起きたら9時18分だった。9時42分のバスに乗らなければ遅刻確定なので大急ぎで家を出た。
今日は晴れてるな。
急いで服を選んだのでめちゃくちゃな合わせ方になってしまった。
特にトップスなんかスケスケピチピチの半袖ニットなので恥ずかしかった。胸が誇張されている…姿勢がよくなった。

 

アキラちゃんと遊びに行くことになった。何やらゴージャスな予感。
全然関係ないけどアキラという名前にすごくあこがれている。
アキラは男女関係なく使えるし漢字もたくさんある。なにより尊敬している人のアキラと言う名の多さよ…シビれるぜ。

 

ショウゴとハガくんとご飯を食べた。
どういう名前にあこがれるか、みたいな話で盛り上がる。
わたしは「○○寺」とか「○○堂」とか強そうな名前がいいと言った。私の名字は小西、超弱そうである。
ショウゴたちのあこがれの名前は「白」がついてた、でも忘れちゃった。
あと、やっぱり名前って「ぽい」よねと言う話になった。
名前はアイデンティティに帰属するんだな。
目がきりっとしたショートヘアの女性の名前が「彩」だったとき、
白いシャツを着た好青年の名前が「誠」だったとき
「うお~~~~~~ぽい~~~~~~~」となる。
二人によると私は「桐谷」という名字が「ぽい」らしい。

 

え~と、近くのティーサロンでギデンズを読んだ。イヤホンを忘れたので店内の音楽で凌ぐ。エルヴィスとビートルズはわかったけど他はわからなかった。
隣に座った中学生みたいな見た目の女子二人の会話が嫌でも耳に入ってくるので黙って聞いていた。何が面白いのかさっぱりわからない内容だった。
そして私の知る世界って広いんだなと思った。でも知らない方がいいこともあるしな。
春に思いを馳せる。春の御影にまた行きたい。
紅茶は渋く、苦く、ぬるくなっていた。

 

帰り路、「82年生まれ、キム・ジヨン」が映画化していることを知った。
そのポスターに載っていた役者が母の推しだったので連絡すると、もうリークしていた。
そして日本公開されたら一緒に観に行く約束をした。
この俳優を、もとい映画を通してフェミニズムを知ってほしいと思った。

 

明日は坂本先生に会いに行こうと思う。
今日すごく変な夢を見て、その内容が坂本先生にニューヨークまで拉致されるという内容だった。わたしのほかに、アニメみたいな美少女3人を侍らしていた。

 

まあ、そんなことはどうでも良いんだけど、心配はやっぱり私の精神面だ。

 

今日図書館でシンペーさんにばったり会い、別に友達じゃないし話しかけないでいいかと思って2回ほどお辞儀をしあった後、長い階段を上っていた。
後ろから足音が聞こえた。
多分シンペーさんだろう、だから大丈夫だ、怖く思うことは何もないと思った。
だけど、だめだった。本当に怖かった。早足に階段を上り、横目に振り返るとやっぱりシンペーさんが後ろを歩いていた。わかってたし、怖くないはずだった。

 

思い返すこと中学時代、私は人に後姿を見られることが本当に怖かった。
特にお尻が気になった。
スカートが巻き込まれてずり上がっていないか、生理でもないのに血がついていたらどうしようとか。
あと背中に刺さる視線が怖くて仕方なかった。
一度、月曜の集会(全校生徒が集まって校長先生のお話を聞くやつ)で表彰されたことがあったけど、もう死にそうだった。

 

あと人とすれ違うのも怖い。すれ違いざまに刺されたらどうしようとか、殴られたらどうしようとか。

 

まあ今はまだましな方だから仕方ない。
でも、対人恐怖症と言うより男性恐怖症と言った方がいいと思う。
想像する目に映らない相手はすべて男性だから。

 

補足だけど、それこそ一番酷かった時期は手と手が当たっただけで吐きそうだった。キスも無理だった。でも今は好きじゃない相手と肩を組めるし、男友達もたくさんいる。
ただ、ふとした瞬間に腹の中を虫が這いずり回っているみたいな気持ち悪さと底なしの恐怖が襲い掛かってくるのだ。本当に怖い。
治っているとは思えないんだよな。

ちなみに、根源のセックスが怖いとは思わない。
だからこそややこしい。もう一生治らないと思う。

 

んで、話は戻るけど、坂本先生に会いに行くのだ。

今一番怖くて、尊敬してて、話したい人。
多分先生を目の前にすると何も言えないと思う。だから行きしなにカンペを書こうと思う。
先生は私の事情をどうこう思っていないだろうし、気を遣う必要もないかもしれない。
わたしが一方的に教えを乞いに行っているだけだし…。

 

毎日先生のことを考えて、これは恐怖による(私の脳の)支配なのか、それとも崇め奉ることでダメージを回避しているのか、本当に好きなのか、とか、昨日とうとう夢にまで出てきたし。
妄想が暴走する前にピシャリとしてもらった方がいい。
ピシャリっていうのは、「はっ、勉強しなきゃ」と思うことのオノマトペ

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とにかく頑張ろう。
怖くなったら深呼吸する時間をもらおう。それくらいなら怒られないはず…寝よう。