日記 2020年7月14日 火曜日

2020年7月14日 火曜日

 

ヤマダさんと遊びに行く日である。この日を楽しみにしてたぜ!

前日にちょっとしたトラブルがあって、その(心理的な)埋め合わせのために晩御飯を食べてしまったのでお腹が空いてなかった。

 

けどそれとこれは別ということで、昼餉に鯛めしを2杯食べてしまった。鯛のだしも2杯食べた。久しぶりに会って話したいことがたくさんあって結構一方的にまくし立ててしまい、申し訳ない気持ちと、それを受け入れてくれるヤマダさんの落ち着きを尊敬するなあと思った。

 

イヤリング欲しかったのでよく行くアパレルショップまでついてきてもらった。

イヤリングはすぐ決まったけど(去年と同じやつ。去年の夏にどっかのホテルに忘れてきた)、服がなかなか決まらなかった。

せっかくなので、と普段1人で買い物してたら絶対に選ばないような青色の服を買った。いっしょに服で悩むって友達みたいでいいなと思った。チョコミントカラーで合わせるから着て来たらちゃんと思い出してね~と約束した。涼しくなったら着る。楽しみだ。

 

途中、雑貨屋で暑中見舞いを連絡なしに送ってもいいものなのかという話になった。

わたしたちの世代にはあまりにも浸透していないんだよなあと実感した。そのためのシールも購入できたので、連絡が途絶えている色んな人に送りたいと思った。

 

で、アガーを買いにまた別の店までついてきてもらったけど、100gしか取り扱ってなくて、アガーを使うとき…だいたい1人前4~5gだから、使い切れんとおもって買わなかった。

雑貨屋で体を洗うスポンジを買う。

ヤマダさんに喜んでもらいたくって連れていったけど軒並み私が楽しんでしまった。

ヤマダさんがピアノを弾けることを初めて知った。ので、とっておきの綺麗なトイレに案内した。

 

一度三宮を離れ、六甲アイランドにてファッション美術館とそのライブラリーに足を運んだ。六甲アイランドは滅亡都市だと思ってて、そのディストピア感に興奮するのだけど、ヤマダさんはあんまりそういう風に見えなくて、なんとなく「絶対喜ぶ」と思っていたわたしは、その疑いのなさにちょっと不安になった。

そういえばヤマダさんがメチャクチャテンション上がるものとか知らんなあって。これから教えてくれるかな。

 

美術館でロココ調の靴やらセンスやらドレスやら、ココ・シャネルの歴史やらを見て回った。

併設されたライブラリで本を読んだ。

思えば他人と一緒に本を1時間も読むという経験は今までに一度もなかった。新鮮なことばかりで嬉しいな。私は雑誌を読み漁りGoogle マップにピンを立てて過ごした。

ヤマダさんは香水の本やデザインの本を読んでいた。

 

お目当てのスイーツバーが開くまで2時間くらい暇だったので、エッジの効いたプリンを食べに行こうと盛り上がっていたけど、その前にヤマダさんの誕生日プレゼントにと私のお気に入りのマカロンの店に行った。

カロン…売り切れ!

かぼちゃのチーズケーキがちょうど2切れ残っていたので(運がいい!)ヤマダさんはレモネードを、私はアイスコーヒーを一緒に頂いた。

美味しい美味しい言いながら食べて、「差別感情の哲学」がキショいという話をした。

 

スイーツバーに行ったら一番乗りだった。甘い酒は飲めないと言ったのに甘いリキュールのお酒が出てきた。次第に混んできてなかなかパフェが出てこない。アミューズのマカロンとフィナンシェを食べながらできるだけお酒を飲まないようにした。だってパフェと一緒に写真撮りたかったのにね~。

 

2時間くらい滞在して、身体性と創作活動の話(https://tkysmt9.hatenablog.com/entry/2020/07/02/220626)とショウゴと和解した話(https://tkysmt9.hatenablog.com/entry/2020/07/09/232724)、信仰の話をした。

 

モンブランとマスカット、カシスのシャーベットのパフェを食べた。中にメレンゲのお菓子が入っていて触感が不思議で面白かった。

ヤマダさんは桃とサクランボのパフェを頼んだ。アイスブリュレやカッサータとかもおいしそうだったけど、夜パフェ食べようっていう名目で集まったからね~。

 

とってもおいしかった。喋るときに言葉がつっかえてなかなか思うようにしゃべれなくて、でも身体は熱くなかったので変な酔い方したなと思った。ヤマダさんは表情一つ変えなかった。なんで酒飲んだんだ?

 

まだ話し足りないと言って、私が行きたかった喫茶店(酒場?)についてきてもらった。暗くて、タバコ臭くて、なんか最高だった。

そこでした話はなんか赤裸々っぽくてよかった。店内が暗い分グラスに反射する光がきらきらしていたし、コーヒーも紅茶も別に普通だったからこそ話に集中できた。落ち着いてヤマダさんの顔を見て喋れた。ここまた来たいな。

 

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よい時間

 

 

時間の都合で突然別れがやってきた。

まだ一緒に居たいなと思った。ヤマダさんもそう思ってくれていたようで嬉しかった。

家に帰って泥のように眠れたかと思えば、そうでもなく…リカバリーいつするんだよ…。